車の自動運転やリモートワーク、災害時の救助要請―。いずれにも情報を伝達する通信網が欠かせない。NTTドコモの高木克之・東海支社長(57)に、社会を支える通信事業者に求められる使命や、次世代通信が実現する新たなサービスについて聞いた。

高木克之(たかぎ・かつゆき)

1964年、東京都出身。慶応大法学部を卒業後、88年に日本電信電話に入社。総務部門や法人営業などを経験し、2000年にドコモに転籍。米国法人のドコモUSA、IR部長、執行役員国際事業部長を経て19年6月に執行役員東海支社長に就任した。コールセンターや販売店の運営をする子会社ドコモCS東海(名古屋市)の社長も兼ねる。趣味はスポーツ観戦。名古屋に赴任後は、山崎川の満開の桜を見ながら散策することが楽しみになった。6月21日付で子会社のドコモCS(東京)に転出予定。


NTTドコモ

国内最大手のモバイル通信事業者。日本電信電話公社(電電公社)が昭和43年に開始したポケットベル事業が源流で、民営化後の1991年に独立して発足した。98年には東京証券取引所第一部(当時)に上場するが、NTTグループの再編により2020年にNTTの完全子会社になる。22年にはNTTコミュニケーションズとNTTコムウェアを子会社化した。東海支社では、ドコモCS東海の社員を合わせて約1900人が働く。