本社と本店をトヨタグループ各社が集まる刈谷市に移し、新天地で再スタートを切ったジェイテクト。トヨタグループとの連携を深める一方で、子会社再編やブランド統一による自社グループの「真の一体化」を進める狙いを佐藤和弘社長に聞いた。


中日BIZナビでは、新聞紙面では紹介しきれなかった内容も含めた詳細なインタビューを記載しています。

■EV化「トヨタについていく」


――ジェイテクトはステアリングをはじめとする自動車部品、軸受け、工作機械などを手掛けている。自動車の電動化でどのような影響を受けるか。

ガソリン車から電気自動車(EV)に代わると、軸受けの数は減る。エンジン部品で多く使われている工作機械の需要も減る。単純に考えればマイナスの方向へ働く。ただ(EVへの採用と量産が決まっている)ステアリングの新製品「ステアバイワイヤ」など新たに適合するものを投入していく。マイナスは当然の見込みではあるが、新しい分野に取り組んで伸ばしていかないといけない。

――トヨタ自動車が2030年にEV世界販売を350万台まで増やす戦略を昨年末に掲げた。どう見ているか。