脱炭素時代の中小、「選ばれる企業」になるためには【イントロダクション】

2021年12月27日 13:00(2022年2月21日 10:51更新)

 温室効果ガス排出ゼロを目指す「脱炭素」の波が押し寄せている。中小企業も避けては通れない課題だ。ただ、それは先手を打って進めれば、取引先や一般消費者などから「選ばれる企業」になるための強みを創るチャンスにもなる。この企画では、脱炭素経営のノウハウのほか、パリ協定が求める水準と整合した二酸化炭素(CO2)排出削減目標を企業が設定する「SBT」の認証を受けて顧客獲得や企業価値向上につなげている東海地方の企業を紹介し、経営のヒントを届けたい。全4回で連載します。(佐久間博康)

第1回 中小も求められる脱炭素経営 なぜ?どうする?【1月4日(火)11時公開】

 そもそも中小企業がなぜ脱炭素経営に取り組まなければならないのか。そして、何をしたらいいのか。そんな疑問への答えを得るべく、名古屋大大学院環境学研究科杉山範子特任准教授に背景を、企業のCO2排出量計測などを支援する「ウェイストボックス」(名古屋市)の鈴木修一郎社長に進め方を聞いた。【→記事はこちら

第2回 脱大量消費で一躍脚光、先進企業の姿勢【1月6日(木)11時公開】

 繊維メーカーの下請けとして衣類の生地の染色や風合いを整える工程を担う「艶金」(岐阜県大垣市)はアパレル業界で先駆けて脱炭素経営に取り組み、さまざまなメリットを見出している。脱炭素経営から得られたものとは。【→記事はこちら】

第3回 ビル清掃業、共通言語でつながり広げる【1月11日(火)11時公開】

 ビルメンテナンス業の「ユタコロジー」(名古屋市)はビルの清掃が主力で、工場がある製造業のようにCO2排出量が多いわけでは決してない。それでも、脱炭素経営に積極的に取り組むのには、ある理由があった。【→記事はこちら】

第4回 北欧風の村から発信、カーボンニュートラルな暮らし【1月13日(木)11時公開】

 木造一戸建て住宅を手掛ける工務店「都田建設」(浜松市)は、10年以上前から脱炭素経営に乗り出し、自社で運営する北欧風の村から発信している。カーボンニュートラルなどの脱炭素経営を会社に根付かせるための秘けつに迫った。【→記事はこちら

名古屋経済部 佐久間博康
 1984年生まれ。名古屋市出身。2007年に中日新聞社に入社し、高岡支局、岐阜支社報道部、春日井支局、三島通信部を経て、名古屋経済部。経済部では自動車やセラミック、工作機械など製造業の取材を主に担当し、現在は中日BIZナビのコンテンツ制作に携わっている。岐阜県出身の作家・池井戸潤さんの小説「下町ロケット」が好き。