インタビューに答える中日コプロの本多誠之社長=名古屋市千種区の本社で

インタビューに答える中日コプロの本多誠之社長=名古屋市千種区の本社で

 ビルメンテナンスなどの「中日コプロ」(名古屋市)は、持続可能な開発目標(SDGs)を活用して、2030年に向けた経営ビジョン「中日コプロ2030Vision」を策定した。本多誠之社長(52)は「SDGsは自社の強みを再確認する機会になる」と強調する。

 清掃事業に取り組む上で、もともと環境に対する意識は高い。「自分たちが普通にやってきた仕事が、そのまま世界的な活動につながっている」ことが働くモチベーションになるという。SDGsから新規事業のヒントも得たといい「社長一人で考えてみるだけでもいいきっかけになる」

 インタビューでは、トヨタ自動車の広報マンとして働いた25年間で、豊田章男社長の背中を見て学んだ「経営者論」のほか、海外展開で気付いた新たなサービス、地域スポーツ支援が会社にもらたす影響を語った。(聞き手・辻井勇太)

本多誠之(ほんだ・まさし)

1969年生まれ。名古屋市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、92年にトヨタ自動車に入社。2017年に中日コプロに入り、副社長を経て18年5月に社長に就任。中日コプロホールディングス取締役などを兼ねる。


中日コプロ株式会社

1958(昭和33)年、誠之社長の祖父・本多乾二氏が清掃業などを主とした「中日クリーナー工業株式会社」を設立。創立40周年の98年に中日コプロに社名変更。清掃を含むビルメンテナンス、水道管の更生工事、フードサービスなどを手掛ける。愛知県内のほか、岐阜や東京に事業所を持つ。資本金6600万円、21年度の売上高は46億円。本社は名古屋市千種区今池南。